試した感覚を、
次の一本につなぐ。
試奏のあとに残したい、小さな比較ノート。

いくつか試したあとで、「どれがどうだったか、思い出せない」。そんなときのために、短い記録を残してみましょう。上手な評価文を書くのではなく、次の自分が判断できるメモを作るためのガイドです。
この記事の目次 +
この記事のポイント
- モデル名・使用条件・試した順番を記録する
- 数値と自分の感想を分ける
- 判断しきれないことは次の確認項目にする
吹く前に、条件を書く。
メーカーとモデル名、組み合わせた楽器、吹いた日。まずは同じ条件で見返せる情報を記録します。仕様の数値と、自分が感じた印象は欄を分けると読み返しやすくなります。
順番も一緒に書いておけば、あとから「これは最後に吹いた一本だった」と振り返れます。メモの空欄をなくすことより、そのとき分かっていたことを正直に残すことを大切にします。
試すフレーズと、
聞きたいことをそろえる。
いつもの短いフレーズを使い、何を確かめたいかを先に決めます。音の出だしや構えた感覚など、気になる点を一つ選ぶと、印象を記録しやすくなります。
持ち帰りたいのは、
結論よりも判断材料。
| 記録すること | 書き方の例 |
|---|---|
| 使用条件 | 楽器・マウスピース・日付・試奏の順番 |
| 試した内容 | 曲名や練習パターン、確かめたかった点 |
| よかった点 | どの場面で、どう感じたか |
| もう一度確かめたい点 | 判断を保留したところ、次の試奏で聞きたいこと |
録音した場合はファイル名もメモします。撮影・録音の可否は、試奏する場所のルールを確認してください。
次に聞くことを、
一つ決めておく。
記録を見返して、仕様表で調べられることと、もう一度吹かないと分からないことを分けます。分からない仕様は、販売店やメーカーに確認する項目として残します。
今日の感覚を、絶対的な評価にしなくても大丈夫です。どんな条件で何を感じたかが残っていれば、次の試奏はそこから始められます。